マージー川を渡り、チェシャーを抜けてノース・ウェールズを横断すると、ヒースで覆われた丘や隠れた川の渓谷に静かな美しさが広がっている。この地域は、時の荒波にさらされることなく、伝説と豊かな文化遺産に溢れている。

ウィラル半島を横切ってフリーウェイに乗り換え、パノラマ観光ドライブのスタート地点であるモルドへ。道路が美しいヴェール・オブ・クルウィドの南を見下ろす丘陵の町ルシンに向かうにつれて、クルウィディア山脈の山岳地帯が見えてくる。道路標識はすべて英語とウェールズ語の両方で表示されている。

中世の城壁に囲まれた美しい町コンウィの入り口を支配するコンウィ城を訪れよう。これは1283年に建てられたエドワード1世の強大な要塞で、北に4つ、南に4つの計8つの大きな塔がすべて無傷のまま、城を岩に固定させている見事なランドマークだ。

コンウィの町には中世の雰囲気が色濃く残っており、21の塔と3つの門に彩られた城壁は、ヨーロッパで最も完全な中世の城壁のひとつを形成している。コンウィで自由時間を楽しんだ後、牧歌的な景色を眺めながら、ウェールズらしい市場の町ランルウスト（Llanrwst）に向かう。穏やかな川沿いには羊が草を食む牧草地が広がり、1636年に架けられた有名な古い細い橋がある。

絵のように美しい渓谷と川の風景が15マイルほど続くと、コンウィ川はコンウィ湾の広い流れに入る。海抜わずか50フィートのベトゥス・イ・コエドは、平均標高1,000フィートの丘陵地帯に囲まれ、高山特有の雰囲気を醸し出している。北ウェールズで最も人気のある内陸のリゾート地で、とても趣のある村である。

昼食は小さなホテルでとり、工芸品店やギフト・ショップで買い物をする短い時間が設けられている。

注意事項

歩きやすい靴でご参加ください。