パンナム®創業100周年──ホーランド アメリカ ラインとの共同企画クルーズが実現
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2027年10月30日、ホーランド アメリカ ラインとパンナム(Pan Am/かつてのパンアメリカン航空)は、パンナム創業100周年を記念した特別な28日間のカリブ海クルーズ「Pan Am 100周年 レジェンダリー・ボヤージ」を発表しました。出港地はパンナムの本拠地だったフロリダ州マイアミ、使用船はホーランド アメリカ ラインの「ザイデルダム」号です。

このクルーズでは、パンナムの歴史的な飛行艇「フライング・クリッパー」が辿ったルートを再現し、ナッソー(バハマ)、サンファン(プエルトリコ)、ウィレムスタッド(キュラソー)、ポートオブスペイン(トリニダード・トバゴ)、セントジョンズ(アンティグア)など、カリブ海・中南米の18都市を訪れます。
パンナムCEOのクレイグ・カーター氏は「かつて空の船と呼ばれたクリッパーは、優雅で快適な旅の象徴でした。この黄金時代の体験を、海上で再現できることを嬉しく思います」と語っています。
このクルーズは、アメリカ建国250周年記念事業の一環として企画されており、2026年7月4日にはボストン発の建国記念クルーズも予定されています。

パンナム再起プロジェクト
パンナム(Pan Am/かつてのパンアメリカン航空)は、1991年に倒産したものの、現在はPan American Global Holdings LLCがブランド権を所有し、再起に向けた本格的なプロジェクトが進行中です。
2025年には航空投資会社AVi8 Air Capitalと提携し、米国の定期航空会社(Part 121 carrier)としての再認可を目指しています。拠点はフロリダ州マイアミ、機材はエアバス機を使用予定です。
CEOクレイグ・カーター氏は、旅行業界で40年以上の経験を持ち、2024年にPan Am Global HoldingsのCEOに就任。パンナムの革新性、サービス品質、グローバルなつながりというレガシーを尊重しつつ、現代の航空市場に適応した持続可能な形でブランドを再構築することを目指しています。
再起プロジェクトでは、航空事業だけでなく、空港ラウンジ、ホテル、体験型旅行商品などの展開も視野に入れており、パンナムブランドの多角的な復活が期待されています。
今回のクルーズは、パンナムの再起プロジェクトの一環として位置づけられており、空と海の旅の黄金時代を現代に蘇らせる象徴的な取り組みです。パンナムが再び空の旅を提供する日が近づく中、ホーランド アメリカ ラインとのコラボレーションは、ブランド復活の第一歩として注目されています。
パンナムとマイアミ──歴史的な出港地の意義
パンナムは1927年に設立され、翌年にはフロリダ州マイアミに拠点を構えました。マイアミは、パンナムの飛行艇「クリッパー」が中南米やカリブ海へ飛び立った歴史的な出発地であり、Dinner Key(現在のマイアミ市庁舎)には水上飛行機のターミナルが設置されていました。パンナムの黄金時代には、マイアミは“空の玄関口”として世界中の旅行者を迎える重要なハブとなっていました。
今回のクルーズがマイアミから出港することは、パンナムの歴史と再起を象徴する意義深い選択です。
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パンナムの再起とホーランド アメリカ ラインとの共同企画クルーズは、空と海の旅の黄金時代を現代に蘇らせる壮大なプロジェクトです。歴史と未来が交差するこの特別な旅は、クルーズファンや航空史愛好家にとって見逃せない体験となるでしょう。

153年の歴史を持つ世界の名門、ホーランド アメリカ ラインの素晴らしいクルーズをお楽しみください。
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ホーランド アメリカ ライン日本総代理店
セブンシーズリレーションズ株式会社



