アラスカ、グレーシャーベイ国立公園での一日を最大限に楽しむ方法
- スタッフ
- 6月10日
- 読了時間: 4分

アラスカの魅力を語るうえで、氷河は欠かせない存在です。なかでも「グレーシャーベイ」は、まるで14世紀から19世紀半ばまで続いた「小氷期」へ舞い戻ったかのような神秘の世界。陸路では辿り着けないこの地は、人間による自然破壊から逃れることができたことでユネスコ世界遺産にも登録されています。
ホーランドアメリカラインは、アラスカクルーズを行う船社として、グレーシャーベイ国立公園内への立ち寄り回数が最多です。
この国立公園内に入港できる大型船は一日に2隻のみ。氷河は、そのチャンスを獲得できた訪問者を裏切ることなく美しい姿を見せ、魅了してやみません。
今回はアラスカクルーズで訪れるグレーシャーベイ国立公園を、より深く味わうための過ごし方をご紹介いたします。
氷河を間近に感じる贅沢なひととき
氷河が近づいたら・・・自室のバルコニーから、あるいはデッキの上から、グレーシャーベイを囲むようにそびえる「青白い氷の巨人」を眺めましょう。
氷が崩れ落ちれば、その際に響く「ホワイトサンダー(白い雷鳴)」の轟音に出会えるかもしれません。デッキで景色を楽しむ方にはダッチスープ(オランダ風豆のスープ)がふるまわれます。氷河を目の前にして温かいスープをいただくのは最高の贅沢。スープを片手に、自然の奇跡に心を委ねてみてはいかがでしょう。
野生動物たちの営みに心を奪われて
クジラ、クマ、ワシ……。グレーシャーベイを進む船上から、アラスカの野生動物たちが自然のままに暮らす姿を目にすることができます。クジラが水面を割って現れ、泡の輪を使って魚を追い込む「バブルネット・フィーディング」を披露することも。岸辺を歩くクマや、浅瀬で魚を狙う姿、氷の上でくつろぐアザラシ、低空を舞うワシの姿も見逃せません。

レンジャーや先住民族から学ぶ、グレーシャーベイの物語

ホーランドアメリカラインの各船には、国立公園のレンジャーや野生動物の専門家が乗船してくれます。船内では、彼らが国立公園の見どころを案内しながら質問にも答えてくれます。また、この地を故郷とするフーナ・トリンギット族の方々が、グレーシャーベイにまつわる伝承や歴史を語ってくれる機会もあります。毎日配布する船内プログラム「Alaska Up Close」からも、アラスカをより深く知ることができます。
国立公園内に人気の氷河は2つある

グレーシャーベイで特に人気のある氷河は大きく2つあります。1893年にジョンズ・ホプキンス大学の地震学者・氷河学者であるハリー・フィールディング・リードによって命名された「ジョンズ・ホプキンス氷河」、そして1913年に訪れたフランスの地理学者エマニュエル・ド・マルジュリーにちなんで名付けられた「マルジェリー氷河」です。その日の状況で、いずれかの氷河を訪ねることとなります。
グレーシャーベイを満喫するためのヒント
双眼鏡とカメラをお忘れなく
野生動物の観察がより一層楽しくなります。
スケジュールを事前に確認
乗船時に「Navigatorアプリ」でグレーシャーベイに入る予定時間をチェックしておくと、見逃せない絶景やプログラムをしっかり楽しめます。
防寒対策を万全に
夏でも冷えることがあるため、帽子・手袋・ジャケットをお持ちください。
焦らず、じっくりと
クジラの尾や野生動物の決定的瞬間を待つには、忍耐も必要。カメラ越しだけでなく、目の前の景色を心に刻むことも大切です。
記念スタンプを忘れずに
船内に設けられた国立公園の移動ビジターセンターで、グレーシャーベイ国立公園の訪問の記録を残すスタンプを手に入れましょう。スタンプを押せるメモ帳や日記帳があると便利です。

グレーシャーベイで過ごす一日は、アラスカクルーズの中でも特に心に残る体験となることでしょう。
この雄大な世界遺産を訪れる際は、ぜひ今回のガイドとヒントを活用して、あなただけの特別な一日をお楽しみください。
ホーランド アメリカ ラインの「グレイシャー・ギャランティ™」

We ❤️ Alaska.
私たちはアラスカを愛しています。1947年以来、私たちはこの偉大な土地の息をのむような自然の驚異、特に壮大な氷河を紹介する先駆者であり続けてきました。アラスカを訪れる際に氷河と出会うことが旅のハイライトであることを私たちは理解しています。そこで、私たちは「グレイシャー・ギャランティ™」を導入しました。
アラスカクルーズの行程中で、アラスカの氷河のいずれも訪れることができなかった場合、クルーズ料金の15%に相当する「フューチャー・クルーズ・クレジット(次回クルーズの割引)」を進呈いたします。*
*氷河体験を含まないユーコンクルーズツアー(Y3C、Y4C、Y5C、Y6C)は対象外です。
スタッフのアラスカ体験記を是非ご覧ください
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